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第22回JOCジュニアオリンピックカップ南砺2019に初参加! ワールドカップ派遣選手も

残暑きびしいですね~(^_^;)  久々のアップです。

そして、9月半ばの連休に、いろいろな意味で熱~い場所に行ってまいりました!

第22回JOCジュニアオリンピックカップ南砺2019とは?

第22回JOCジュニアオリンピックカップ南砺2019は、スポーツクライミングの大会です。そこに、な・な・なんと! 長男くんも参加してまいりました~。6月に開催された県大会の成績がよかったものでして、県の山岳協会から推薦を受けることができたんです。で、一応、県名の看板は背負っていましたが、あくまでも個人でエントリーしたので、あんまり県の代表って感じではなかったですね。

JOCというと、一般的には Japanese Olympic Committee(日本オリンピック委員会)を指すことが多いので、区別するために「JOCジュニアオリンピックカップ」などと呼んでいるのでしょうね。要は、ジュニア世代を対象とした、各スポーツの全国大会といったところでしょうか。

ジュニアオリンピックは、陸上や水泳をはじめ、さまざまな競技で行われています。ジュニアとつくくらいなので、参加できるのは中高生中心のジュニア世代なのですが、競技によっては、対象を22歳以下としているものもあるようです。また、開催の回数も競技によって異なります。スポーツクライミングは今年で22回目ですが、陸上競技は50回目だそうです!!

ここからは第22回JOCジュニアオリンピックカップ南砺2019を「JOC2019」と略しますね。ちなみに通称だそうでww

JOC2019は、しっかり 日本オリンピック委員会 も後援に名を連ねています。そりゃ、そうか。ちなみに主催 は公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA) でございます。

第22回JOCジュニアオリンピックカップ南砺2019 の開催地

JOC2019の正式名称に「南砺(なんと)」と入っているのにお気づきでしょうか? はい!こちらが開催地の名前です。JOC209は、 富山県南砺市 にある桜ヶ池クライミングセンターというところで開催されました。第4回大会から、ずっと同じ場所で開催されているそうです。と、開会式で南砺市長が言っていました。

桜ヶ池クライミングセンター

壁の高さは15mあるそうです~。たっか~い。全部で4面あって、うち、2面は可動式の人工壁です。傾斜の角度を変えられるようですね。

ちなみに、名前に入っている「桜ヶ池」は、本当に近くにありましたよ!! 

歴史あるクライミングセンターですが、残念ながら、老朽化のため、今年が最後の開催だそうです。今、売りに出ているそうなので、興味ある方はどうぞww

第22回JOCジュニアオリンピックカップ南砺2019 の 競技内容 リードクライミングとは?

JOC2019は、壁の高さからわかるかと思いますが、ロープを使った「リード」と呼ばれる種目で順位を競い合います。

リードは、時間内に決められたルートを登り、壁についたカラビナにロープを引っ掛けながらゴールを目指す競技です。すべてのカラビナにロープを掛けなければならず、1つでも飛ばしたら、即失格!! 見落とすなどの凡ミスは厳禁なのでございます~。

壁の一番上にあるホールドを保持し、最後のカラビナにロープを引っ掛けられれば完登。順位は、どの高度まで登れたかで決まります。高度が同じ場合は、そこまでにかかったタイムが早い方が順位が上です。今回の予選はタイムは加味されなかったようで、高度だけで順位が決まっていた感じでした。◯位タイがたくさんいたので。

クライミングのルールは、リードにしてもボルダリングにしても、いたってシンプルです。要は、登れるか、登れないか。それで勝敗が決まります。うーん、といっても、実は奥が深いスポーツです。


JOC2019は、予選が2日間、決勝が1日、合計3日間で行われました。予選は1日につきリード1本、2日間2本の総合成績で決勝に進出できるかどうかが決まります。予選のルート(壁)は、2本とも別のもので、同じルートは登りません。さらに、決勝に進める人数は、各カテゴリーの参加人数により変動します。

ちなみにカテゴリーは、ジュニア男女、ユースA男女、ユースB男女 、ユースC男女の8 グループがあり、生まれ年で分けられています。長男くんはユースAで出場いたしました!

ビックリしたのは、各カテゴリーが挑む予選ルートは、男女が別になっているだけで、どの年代も登る課題は同じだったんです! つまり、男子Aルート・Bルート、女子Aルート・Bルートが設定されていて、男子は男子用の2ルート、女子は女子用の2ルートに挑みます。

ルートは予選初日の朝、発表されました。4つのルートはすでにできあがっていて、オブザベ(オブザベーション=observation:「観察」の意味 ですが、クライミング用語で、課題を下見して登り方を研究する、みたいなニュアンスで使われています)は自由にできるのですが、直前までどのルートが男子用だか女子用だかわかりません。でも、選手がオブザベすると、だいたいどの2本になるのか、わかるみたいですよ。で、1日目はAルート、2日目はBルートみたいな感じで予選が進みます。カテゴリーによっては、1日目がBルート、2日目はAルートになります。長男くんは後者のパターンでした。

↓予選1日目のルートを登る長男くんでございます。ちなみに全予選の様子は、YouTubeで見られます。1日目は5時間超えのボリュームだー。

JOC予選1日目

IFSCクライミングワールドカップ派遣選手 も参加! ユースA男子の決勝は10人で

JOC2019は、そうそうたるメンバーも出場していましたよ~。IFSCクライミングワールドカップ派遣選手とか、ユースの日本代表とか! そうそう、北信越国体で一緒だった選手たちもいましたね~。同世代のすっごーい選手たちと同じ舞台に立てただけで、本当に良い刺激というか、良い経験になったと思います。

出場選手の名前とか経歴を見ただけで、結果ははじめからわかっていたようなものですが、まあ、もちろん決勝には行けないですよww ちなみに、ユースA男子は、全34人中、決勝に進めたのは10人でございました。

長男くんの成績は、予選で真ん中より少し下くらいで、初出場のわりにはがんばったかな~と(*^^*) 本人も、今出せる力を出し切ったようだったので、悔いはなかったようです。

とりあえずケガもなく無事に大会を終えられてよかったです。もし来年も出られるとしたら、生まれ年からいくと、カテゴリーがジュニアになるので、めちゃめちゃがんばらないといけませんっ! 今年のジュニア男子の決勝は6人で戦ってましたからね~。もちろん参加人数も少ないのですが、狭き門でございます。

↓は予選2日目の様子です。向かって左から2番目の壁を登っているのが長男くんです。上の方は、かなり傾斜がきつかったみたいですね。ま、その傾斜のはじまりくらいで、残念ながら落下してしまいましたが。。。

JOC2019予選2日目

予選2日目の様子もYouTubeで見られます。こちらも5時間40分ほどのボリューム。

熱すぎて競技が一時中断!

JOC2019の予選2日間は、とにかく暑かったんです!! 日差しがものすごくて。。。会場となった桜ヶ池クライミングセンターですが、写真で見ると屋根がありそうに見えますよね? 一応屋根ですが、雨が降ったら吹き込むようですし、午前中はめちゃめちゃ太陽光線があたっていました。しばらくすると日陰ができてくるんですが、午前中に順番が回ってくる選手たちはややかわいそう。。。

長男くんは予選2日間とも午後の順番だったので、なんとか壁に日陰ができる時間帯で競技ができました。とはいえ、1度熱を持ったホールドはすぐには冷えないみたいですけど。まあ、ホールドの熱さは気にならないくらいだと言っていました。

予選2日目のことなのですが、向かって1番左側の壁が黒いホールドだらけですよね?太陽があたって熱をもちすぎて、一時競技が中断する場面がありました。やけどの恐れがあるとかで、、、。だって黒いもん。

で、中断前に競技を終えた選手たちも、再トライのチャンスをもらえたようでした。でも、、、2本登るのはきつかったと思いますが。。。

そんなこんなで、気温も熱く、選手たちやギャラリーの熱気で会場も熱く、熱い戦いが繰り広げられ、いろいろな意味で熱々のスポットに行ってきたわけです。さて、来年はどうなることやら。次男くんも後に続けるかな? 乞うご期待です。

JOC2019スポンサー

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