これが「キアゲハ」成形(笑) ※ミクオではありません
私が夢の中で見たミクオもこんな感じで、ヒラヒラと優雅に宙を舞っておりました。
無事にちょうちょになったら、外へ逃がしてあげるんだ~と (^^)
子どもたちとその日を楽しみにしておりました。
ミクオがサナギになって10日目、8月13日の朝。
パンパンで今にも破裂しそうなサナギ姿のミクオを見かけて、1~2時間経った頃でしょうか、、、
夏休み中だったのでほぼみんな家にいたのですが、ミクオの変化に誰も気づかず、宿題など、各々の活動に没頭しておりました。その間に、なんとミクオは、サナギから出てきていたんです!!
BEFORE↓↓↓
AFTER↓↓↓
わ~ん(ToT)
わかります??? 羽化失敗しちゃったんです(T_T)
↑は、ケースの下に落ちていたミクオを助けてあげたところなのですが、、、。
ミクオったら、サナギから出たはいいのですが、どういうわけか下に落ちてしまい、幼虫の時から入れっぱなしだったセロリの葉の間でモソモソ動いていたんです。その音で、ミクオが羽化したことを知ったのですが、時すでに遅し。。。
羽化のときは、ぜ~~~~~ったいに翅にさわってはいけないそうです。
下に落ちたミクオは、翅がくっつき、折れてしまいました。。。
ミクオは飛べないちょうちょになってしまったんです(¯―¯٥)
まさか日中に出てくるとは思わなくて、それなら、サナギから出てくるところが見られたじゃないかー!! ネット情報を真に受けてはいけない・・・と反省(_ _;)
プラスチックケースはすべっちゃうのかな~、下に落ちないように何かしてあげないといけなかったかな~と、さらに反省。。。(三男くんの幼稚園にいたサナギは、同じような条件で飼われていて、ちゃんとちょうちょさんになって、リリースされていました。。。なぜミクオは・・・)
本当は外に逃がしてあげたかったのに・・・。
期待値が高かった分、ショックが大きくて、どうしたものかとしばらく悩みましたが、このまま外に出しても、すぐに鳥かなにかに食べられてしまうだろうと思い、最後までお世話をすることに(^^)
思いがけず、またしばらく一緒に過ごすことになりました。
↑蝶になって、7日目のミクオ(8月23日)
ちょうちょは、飼えます!
真に受けてはいけないネット(笑)で飼い方を調べたわけですが、ハチミツやスポーツドリンクを薄めたものを、1日2回くらいあげればよいそうです。
ミクオは、スポーツドリンクは好きではなかったみたいですが、ハチミツを薄めたものをよく飲んでくれました。
ちょうちょは、前足で味覚を感じるらしく、蜜代わりの餌をティッシュに含ませて、その上に前足を置いてあげると、自分でストローを伸ばして吸う、ということだったのですが、、、
ミクオは自力で吸ってくれなかったので、ストローを楊枝で伸ばしてあげて、吸わせていました。
キアゲハの寿命は、蝶になってから、2~3週間ほどなのだそうです。
人工的に餌やりをしていたミクオですが、13日間(8月25日没)、生きていてくれました。
ケースがせまかったり、餌やりのときに、どうしても体を持たなくてはいけなかったこともあったり、ミクオ自身が暴れたりすることもあったりして、足が取れたり、翅の粉が落ちてしまったり、ミクオの体は日に日にボロボロに・・・。
最後は、翅の一部が取れてしまったり、足が一本になってしまったり(しかも長さ半分・・・)、という満身創痍。 蝶の姿ではなくなってしまって、本当にかわいそうでした。
こんなんだったけど、ミクオは幸せだったのかな・・・。
やっぱり外に逃がしてあげた方がよかったのかな・・・。
いろいろ考えさせられました。
卵から成虫(蝶)になる確率は、わずか2~3%なのだそうです。
ミクオもそのうちの一匹なのかな?
あのとき、家の外壁にくっついたままだったら、間違いなく鳥の餌になっていたと思います。
だって目立つもん(笑)
ちなみに、花だんで発見されたミクオの仲間たちは、パパが次に見た時には、もういなかったそうです。。。
そう考えると、蝶になれただけ、ミクオは幸せだったのかな~。
でも、キレイなちょうちょにしてあげられなくて、ごめんね~ (TOT)
いきものを飼うって、大変・・・と改めて感じました。
もし来年また違うミクオに会えたら、今度こそキレイなちょうちょにしてあげたいと思います!
以上、ミクオの成虫・完結編でした♪
長文、お付き合いありがとうございました~!!
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